過去の卒業論文テーマ一覧

2006年度

  • 身体障害者セルフケアマネジメントの意義について」
  • 「障害者の雇用支援について−ジョブコーチによる支援の意義と課題」

F大初年度。突然引き受けた学生さんたちなので、ぎこちない指導になってしまい反省。

2007年度

  • 「マイノリティー表現の歴史的変遷について」
  • 「障害者のスポーツ文化とそのディスアビリティ解消の工夫による完全参加・平等」
  • 「メディアにおける『近代家族像』について」
  • 「知的障害児・者のきょうだいの経験に関する社会学的考察−家族規範とジェンダーの視点から」
  • 「『軽度身体障害者』とは誰か−アイデンティティ能力主義の狭間で」

3回生からの持ち上がり。感想は「王道」だな。

2008年度

  • 「子育て」構造の変化−日本における「育児」「保育」に関する新聞記事より−
  • なぜ消極的な死を選ぶのか〜ALS患者と家族への関わりから
  • 教育機会の均等は必要か〜消費社会における「学び」の価値をめぐって〜
  • ひとり親問題とは何か−Cash・Care・Workから見えてくる現代社会の限界−
  • 私たちは誰を知的障害者と呼ぶのか−知的障害者の「定義」をめぐって−
  • 介助者は「手足」になれるのか?〜インタビュー調査から見える介助関係の現実〜

この頃からゼミの色が確定しはじめたかな、という印象。感想は「まっすぐに見えて鋭く曲がる」

2009年度

  • 身体障害者と結婚「障害」は結婚に影響があるのかー
  • 医療ソーシャルワーカーの専門性
  • 老親介護における規範と現実のずれ
  • 複合差別―被差別者は〈救われる〉のか
  • 自閉症についての概念と、その認識の変遷について

この代の学生は、まじめな子で誠実な学生が多かったという印象(他の代がそうでないという意味ではありません!)。感想は、「教員の口車に乗った」

2010年度

  • 障害者の工賃はなぜ低いのか?――「労働」とその評価多元化の考察―
  • 自立生活における無償介助者の経験する「逃げられなさ」について
  • 「知的障害」とは何か〜日常生活における“知的障害っぽさ”を発見する

先日、無事に提出した方々のタイトル。感想は「広げすぎた風呂敷をたためない」それもまたよし。